令和5年度 PTA総会

はじめに

令和5年度のPTA総会は、昨年と同様にWEB上での書面開催となりました。
4月12日(水)から 4月18日(火)まで、質問などをアンケート方式でご回答いただきました。

会長挨拶 新宿高等学校PTA会長 渡邉 由美

日頃よりPTA活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございます。今年度のPTA総会も昨年度に引き続き書面にて決議を行う「書面開催」とさせていただきました。

令和4年度は3年ぶりにPTAが主催するほぼすべてのイベントを開催することが出来ました。 多くの学校が行事やイベントを見合わせる方向に向いている時期にあっても新宿高校では、学校もPTAも簡単に出来ないと決めてしまうのではなく、どうやったら出来るかを考えて行動してきました。まさに「全員指導者たれ」を校是に持つにふさわしい学校だと思います。

学校に関心を寄せる保護者が多いということが、学校に活気をもたらす一因となります。そして、活気ある学校で学べることは生徒にとって必ずプラスになると思います。 熱い先生と積極的な保護者とそれに応える生徒。「チーム新宿」という最高の環境の中でこそ、次世代を担うたくましいリーダーが育つのだと信じております。今後ともPTA活動へのご協力、ご支援、ご参加の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

校長挨拶 東京都立新宿高等学校長 藪田 憲正

PTA総会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が少し薄れ、多くの学校行事がコロナ前に近い状態で実施することができました。しかしながら、完全にコロナ前に戻ったわけではなく、感染拡大への配慮をしながら、「新しい形」での行事を構築する必要があり、保護者の皆様には、御理解と御協力をお願いすることが多々ありました。感謝申し上げます。

今年度は、4月1日から、文部科学省の通知、都教育委員会のガイドラインの変更に伴い、学校生活において、マスクの着用を求めないことや、行事等の規制の緩和が示されております。これにより全てがコロナ禍前に戻るわけではありませんが、多くの教育活動がコロナ禍前に近い形で実施することとなります。依然、感染拡大については、基礎疾患等のある生徒やその家族、医療関係者の御家族のある生徒などがいることから、十分な配慮をしていく必要はあります。臨機応変に対応しつつ、生徒が充実した学校生活を送れるよう教職員一同努めてまいります。

さて、昨年10月23日に創立百周年記念式典を無事執り行うことができました。実施に当たってはPTAの皆様から多大なる御協力を賜ったこと、御礼申し上げます。昨年度在籍した生徒には百周年記念誌を年度末に配布することができました。配布した際には、興味深く記念誌を読む生徒の姿がありました。百年前の創立のころから、綿々と受け継がれてきた伝統を、今一度考える良い機会になったと思います。今年度は、新宿高校のこれからの百年を考え、本校のさらなる発展を期してスタートする年となります。引き続き、PTAの皆様の御協力をお願いいたします。

また、昨年度から、1年次生の総合的な探究の時間で「新宿学」として、新宿の将来を考える学習をはじめました。新宿は、世界一の利用者数を誇る新宿駅を擁するとともに、経済の中心地西新宿や東洋一の歓楽街である歌舞伎町があり、外国人居住者が最も多い区でもあります。様々な人が行き交う新宿の街の未来について考えることは、日本や世界の未来につながるものと考えております。その中では、ダイバーシティが求められ、SDGsを考えることが重要になり、これは新宿に本拠をおく多くの企業が考えていることと合致しています。昨年度の新宿学の中では、生徒自身が考えたリサーチクエスチョンについて企業を訪問するフィールドワークを実施しました。訪問先の開拓にあたっては、保護者の皆様にも御協力をいただき、多くの成果を得ることができました。訪問した企業の皆様からは、新宿高校生の考えや取組について高い評価をいただいております。ありがとうございました。

本校の校是は「全員指導者たれ」ですが、それとともに創立以来の考え方に「大家族主義」というものがあります。生徒、教職員、保護者、同窓生が大きな家族のように生徒の成長を支えていくという考え方です。PTAの皆様とともに「大家族主義」の考え方を継承しながら、今後も教育活動の充実を期してまいりたいと考えております。

今年度も変わらぬ御支援をどうぞよろしくお願いいたします。

朝陽同窓会会長挨拶 朝陽同窓会会長 青柳 正規(15回生)

本校生徒の保護者の皆様には日頃より同窓会活動に深いご理解をいただき感謝申し上げます。また、本年度より新たにご参加いただいた78回生の保護者の皆様、御子様のご入学おめでとうございます。引き続くコロナ禍の中での受験、さぞや大変なことであったと推察すると共に、その中を勝ち抜いて本校生徒としてのスタートを切られたこと心よりお祝い申し上げます。

以下、新たに加わられた方々もいらっしゃることから、同窓会についてご説明させていただきます。

朝陽同窓会と名付けられた本校同窓会は1922年(大正11年)に開校した、新宿高校の前身である東京府立第六中学校(六中)が、最初の卒業生を送り出した1927年(昭和2年,旧制中学校は5年制なので、開校から5年後)に創設され、100年に近い歴史を有します。現在の会員数は連絡が取れている方だけでも約17,000名、様々な分野で活躍されています。新1年生の保護者の皆様には、まだ、スタート地点に立ったばかりなのに、もう、同窓会の話?・・・と思っている方も多いかと思います。確かに、同窓会は卒業生同士の親睦を深めることを目的の一つとしていて、同じ学年同士の集まりである同期会も盛んに行われています。また、昨2022年には本校が創立100周年記念の年を迎えたため、それを記念し、在校生への給付型奨学金の支給事業を始めとして、100周年記念誌の編集,記念音楽祭,記念美術展の開催等々様々な関連事業が実行または計画されています。

また、以前から、同窓会では在校生を支援する活動も盛んに行われてきました。例えば、キャリアガイダンスという学校行事があります。これは、将来の進路を決める際、例えば、研究者としてやっていきたいけど、どうすれば研究者になれるのかといったことを、既に研究者として活躍している同窓生を招いて話を聞き、進路を考える際の参考とするものです。毎年、いろいろな分野の同窓生を招いて、いくつかの講座を、1年生を対象として同時開講しており、講師選定に同窓会がお手伝いをしています。各講座とも参加した生徒からの質問も多く充実した講座となっています。

このように、既に在校生のうちからつながりのある同窓会に、ぜひ、関心をお持ちいただきたく、いわば、予備軍として同窓会に加入していただくよう、新1年生の皆様には入会同意書をお送りさせていただきました。幸い、多くの方の同意をいただくことができました。ご協力に感謝すると共に、ぜひ、在校中から同窓会に関心を持っていただくようよろしくお願いいたします。

新会長挨拶 三雲 崇正

令和5年度PTA会長を務めさせていただくことになりました三雲崇正と申します。

日頃よりPTA活動に御理解、御協力をいただき誠にありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の影響による学校行事への制約も、5類移行などにより緩和が期待されます。PTA活動も、WEB形式の活用などの工夫も続けながら、教職員や同窓会の皆様と連携し、新宿高校での学校生活を応援できるよう頑張ってまいりたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

議 事

決 議

741件の投票を集計した結果、4月22日(土)の役員会にてすべての決議が賛成多数で可決しました。

>令和5年度PTA定期総会 決議結果報告を見る

>【別紙】令和5年度PTA定期総会 質問への回答を見る